レスポンスとスループット

コンピュータの構成と設計 第4版 下 (Computer Organization and Design: The Hardware/Software Interface, Fourth Edition)

コンピュータの構成と設計 第4版 下 (Computer Organization and Design: The Hardware/Software Interface, Fourth Edition)

P.221

性能の測定基準はいろいろある。巡航速度が最も速い旅客機を選ぶなら、コンコルドとなる。航続距離が最も長いのはDC-8となる。搭乗人員数が最も多いものを選ぶならば、ボーイング747ということになる。
2台の別々のデスクトップ・コンピュータ上で同じプログラムを実行する場合は、先にジョブを終えたデスクトップ・コンピュータの方が速いと言うだろう。しかし、大勢のユーザーからジョブが投入されるタイムシェアリング方式の大型コンピュータを稼働させているコンピュータ・センターでは、すべてのジョブを先に終わらせたコンピュータのほうが速いと言うだろう。個人のコンピュータ・ユーザーは応答時間(response time)の短さに感心がある。応答時間とは、作業を開始してから終了するまでの時間であり、実行時間(execution time)とも言う。コンピュータ・センターの管理者はスループット(throughput)を増やすことに関心がある。このスループットとは、一定時間内に終了した作業の総量である。

P.234

これらのサーバー用ベンチマークでは一般にスループットが重視される。ただしデータベースの照会やWebページの要求などといった%3ピュータ・センターの管理者はスループット(throughput)を増やすことに関心がある。このスループットとは、一定時間内に終了した作業の総量である。

P.234

これらのサーバー用ベンチマークでは一般にスループットが重視される。ただしデータベースの照会やWebページの要求などといった個々のイベントの応答時間に対して、何がしかの要求が課される場合もある。


基礎から学ぶOracle SQLチューニング (DB Magazine SELECTION)

基礎から学ぶOracle SQLチューニング (DB Magazine SELECTION)

P.134

システムのパフォーマンスは、ほとんどの場合スループットとレスポンスで計ります。スループットとは、単位時間あたりの処理量を意味し、レスポンスとは1処理あたりの所要時間を意味します。スループットを増やした場合にもレスポンスが劣化しないで処理しきれる場合、スケーラブルであると言います。

スループット(英: Throughput)は、一般に単位時間当たりの処理能力のこと。

応答時間(おうとうじかん)またはレスポンスタイム(英: Response time)は、工学やテクノロジーにおいて、システムや実行ユニットが入力を与えられてから反応するまでにかかる時間を指す。


追記(2012/02/06):
待ち行列理論とスループットとレスポンスタイム。

  • 並列処理ができれば、スループット(処理量)は増える。
  • 並列処理により、単一の処理が速くなるのではなく、スループットが増える。
  • 行列で待っている時間を「アクセス待ち時間」と呼ぶ。
  • レスポンスタイム(応答時間)=「アクセス待ち時間」+「サービスタイム」
  • 例えば、アクセス待ち時間が5分で、窓口でのサービスタイムが5分だとすると、投入されてから戻ってくるまでの時間であるレスポンスタイムは10分、スループットは2/5分=0.4人/分